今回はトルクレンチについて書いていきます。
バイクはもちろん、車にも使う工具の一つなので紹介します。
トルク管理とは
車やバイクに使われているボルトなどはほとんどがトルク(締め付ける力)が数値によって管理されています。
車やバイクの整備マニュアル本を見たことある人ならわかると思いますが、ほぼ全部と言って良いほど、ボルトやネジ一本一本をトルク管理されているのです。
命を乗せて走るのですからその管理は徹底してます。
走行中にボルトが外れるなんてことはあってはいけません。
整備士さんだけで良いんじゃない?
その通りです。
事実、車やバイクを整備する整備士さんがきちんと管理すれば良いのです。
全ての整備を任せているなら…
もしご自身でタイヤ交換などをするのならトルクを知っておく必要があります。
タイヤ交換を自分でしてませんか?
車の話ですが、タイヤ交換を自分でされることは、良いことだと私は思います。
自分の乗っている車に関心を持ち、さらにはタイヤの摩耗状況などを把握できるからです。
もちろん、タイヤ交換の工賃を浮かせることもできますし…
しかし、もしタイヤ交換をご自分でしてるのであれば必ず使用した方がよい工具があります。
トルクレンチ
その工具の名はトルクレンチです。
トルクレンチは種類も沢山あり、ピンキリですが値段が少し高いと感じるかもしれません。
しかし、トルク管理をせずに、車のタイヤが走行中に外れて事故を起こしたり、第三者に危害を加えることを防止してくれるのであれば、決して高い工具ではないと思います。
説明書を確認して
ほとんどの車には取り扱い説明書があります。
そして、このタイヤ(ホイール)を止めているボルトの締め付けトルクについても明記されています。
普通の乗用車であれば概ね100〜110N-mであることが多いはずです。
しかし、車の大きさなどによって大きく異なることが多いので、自分の乗っている車の取り扱い説明書を必ず確認してください。
あまりにも弱い締め付けだと、走行中にタイヤが外れる原因となりますし、逆に締め付けすぎるとボルトが折れる原因となります。
私が使っているのは
私が使用してるトルクレンチはアストロプロダクツのデジタルトルクレンチです。
機械式とデジタル式があるのですが、私はデジタル派です。
プロの方やこだわりがある方は機械式を使用しているイメージが強いですが、普通の人が使用するのならデジタル式で問題ないと思います。
※ 機会式の場合、保管方法などをきちんとしないと数値が狂ってしまいます。
最後の確認に
タイヤ交換をした後に最後にボルトの締まり具合を確認するために使用します。
デジタルトルクレンチの場合、音や振動で伝えてくれます。
今までトルクレンチを使用していなかった方は、是非タイヤ交換した際は使ってみてください。
使い方などはYOU TUBEなどで使い方を調べれば沢山出てくると思うので詳しく知りたい方は調べてみて下さい。
最後に
自分でバイク整備等をしている人には必須アイテム、車のタイヤ交換をする方にも必須アイテムの
トルクレンチ
もし持っていなければ早く手に入れましょう。
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