白バイ隊員になるには?
私が、白バイ隊員になるまで、なってからの体験について書いていきます。
警察官になる
まず、白バイ隊員を目指すには当然ですが警察官にならなければいけません。
そして、ドラマや警察2◯時などのテレビで観たことがあるかもしれませんが、警察学校に入って警察官になるための教育を受けるです。
高卒は 10ヶ月間
大卒は 6ヶ月間
の期間、寮付きの学校内で生活しなければならないのです(この時すでに警察官としての身分が与えられてます)
そして、警察学校を卒業した後に警察署(特別な理由がない限り交番勤務)に配属されます。
また、警察学校に入った時に運転免許がなければ、学校に入っている間に取らされるのです(二輪の免許だったり四輪の免許だったり、県警によって異なります)
ちなみに免許取得費用は自腹です。
下積みが必要
白バイ隊員を希望しているからといってすぐになれる訳ではありません。
まず、警察官としての実務や経験を積まなければならないので、しばらくの間は交番勤務となります。
そして、日々の勤務で実績を積み上げて、希望する課へアピールしていけば、内勤(刑事、生安、警備、交通‥)と言われるそれぞれ専門の課へ移動となるのです(白バイになるには交通課へ入らなくてはいけない)
しかし、実績やアピールだけでなんとかなる訳でもないのです。
非番や休みの日を使い、内勤で仕事している先輩方や階級が上の人などに挨拶に行ったり、仕事を手伝い、自分の名前を知ってもいます。
そこで認めてもらえると希望の課への移動が叶いやすくなるのです。
残念ながら、頑張って内勤へ入る努力をしたとしても人数の空きなどによって、全然希望していない課へ行かされることも多くあるのです(希望の道を諦める人も多い)
交通を目指していても刑事、刑事を目指していても交通へ配置など、希望が通るとは限りません。
人間関係が大事
先程書いた下積みも大事なのですが、人間関係もかなり大事な要素になってきます。
自分の直上の上司などに嫌われてしまったり、大きな失敗を繰り返して迷惑を掛けてしまうと、心象が悪くなってしまったり、評価が大きく下げられてしまうのです。
そして、どんな組織も同じだと思うのですが、悪い話はあっという間に広まってしまうのです。
どんなに理不尽な要求をしてくる上司がいても、口答えしようものなら大変なことになってしまうのです。
人間関係を拗らせたら希望の課へ行く道が遠ざかったり、閉ざされることもあります。
交通課へ入れたら
話が少し逸れたので白バイ話に戻します。
希望の交通課へ入ることができ、ここでも仕事を一所懸命します(パトカーでの取り締まり、徒歩での取り締まり、駐車違反取り締まり、苦情や相談等)
この時も白バイに乗りたいという希望を言い続けるのです。
そして、希望が叶えば白バイ隊員を養成するカリキュラムに組み込んでもらえるのです。
人によっては数ヶ月だったり、なかなか声が掛からず何年も待ってから入る人もいます。
やっと白バイに乗れる
白バイ隊員を養成するカリキュラムを卒業すると、白バイに乗れるようになるのですが、警察署の交通課で通常の仕事をしながら警察署にある白バイで取り締まりを行ったりするのです。
そして、警察署でも経験を積み、花形⁉︎虎の穴‥である交通機動隊への道に進むのです。
基本、春と秋にある異動期に配置換えとなります。
こんなはずじゃなかった…
虎の穴である交通機動隊に入ったら、、、
ここまで読んで下さりありがとうございます。
長くなったので、続きは次回書きます。
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