自転車のヘルメット

バイク

昨年、自転車を乗車する人に対して乗車ヘルメットの着用の努力義務が課せられましたが、実際にヘルメットを着用して自転車を運転する人はそんなに多くないように思います。
そんな、自転車のヘルメット着用の重要性について書いていきます。

自転車にヘルメットはいるの?

自転車のヘルメット着用に関しては、「絶対にかぶった方が良い」です。
というのも、自転車にヘルメットをかぶらないで運転している状況はとても無防備だからです。
仮に車と自転車がぶつかる事故が起こった際、鉄の塊に頭をぶつける又は地面に頭をぶつけるといった可能性が極めて高いからです。
もちろん歩行者も同じことが言えますが、自転車はそこそこ早い速度で車道等を走行しているのでそのリスクは大きいです。
私は警察官時代、事故の係のときに自転車と車の事故現場を何度も経験していますが、自転車の方の被害は大きく、中には命を落とされている方もいました。
何より、ヘルメットをかぶっていれば助かったかも、という事故も多くありました。

人間は脆い

人間の体は脆いです。
普段、普通に生活していて感じることは少ないと思いますが、一度事故に遭えば、簡単に体は壊れてしまいます。
たとえ車は擦り傷程度であっても人間側は命を落とす場合もあるのです。

道路交通法第63条の11

第1項
自転車の乗車用ヘルメットの着用…自転車の運転者は、乗車用ヘルメットをかぶるよう努めなければならない。

第2項
自転車の運転者は、他人を自転車に乗車させるときは、その同乗者に乗車ヘルメットをかぶらせるよう努めなければならない。

第3項
児童や幼児を保護する責任のある者は、児童や幼児が自転車を運転するときは、その児童や幼児に乗車用ヘルメットをかぶらせるよう努めなければならない。

被害を少なくするための保険

事故に遭わないといことが一番ですし、一生のうちに事故に一回でも遭うという人の方が少ないのかもしれません。
しかし、もしものために数千円で命が救えると思えば安いのではないのでしょうか。
生命保険や自転車保険も大事ですが、物理的に体を保護する保険がヘルメットだと私は考えています。


偉そうなことを言ってますが、私は、子供の時に自転車で単独転倒し頭から血を流す怪我をしました。今でもその傷痕は残ってます‥恐らくヘルメットがあれば防げたはずです。

ヘルメットはダサい?

昭和生まれの私のイメージでは、自転車のヘルメットといえば、登下校時にかぶる白くて丸いやつです。
機能的にはとても優れているのでしょうが、若いときの私は失礼なことにダサいと思っていたのです(今は全然思ってないです‥使っている人がいたらごめんなさい)
しかし、令和の時代では、軽くて機能的で格好良いヘルメットがたくさん揃っています。
時代は進んでますね‥

お勧めヘルメットは?

現代ではホームセンターや大型ショッピングモールに子供用から大人用まで様々な種類のヘルメットが揃っていますよね。
予算の範囲でデザインなどの好みで決めれば良いと思います(家族が多いと家族分揃えるだけでも出費はでかいですが)
私のお勧めは、モンベルの自転車ヘルメットです。
以前、自転車にこだわっていた時期にかぶっていたヘルメットになります。
当時とデザインが少し変わってしまってますが、軽くて通気性もよく、デザインも好みでとても気に入って使ってました。


最後に

春になり、自転車に乗る方が増えると思いますので、もしもの時のためにも自転車に乗る際はヘルメットを着用するよう努め下さい。
また、お子さんがいる方は、子供は嫌がるかもしれませんがヘルメットをかぶらせて自転車に乗らせるようにして下さい。

今回の内容が読んでくれた方の自転車への安全意識向上や自転車のヘルメット選びに役立ってもらえれば幸いです。

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