昨年、バイクを個人売買により1台購入しました。
私が個人売買で車両購入をする際に気を付けていることや経験したこと、購入金額や後のメンテナンス費用について書いていきます。
個人売買はお得?どこで買ったの?
バイクの個人売買はお得なのか?
答えは
私、個人的には YES
安心を求める人は NO
だと思う。
昨年、私がバイクを個人売買したのは、ジ◯ティーだったが、本当はバイク専門店で購入を考えていたのだ。
しかし、丁度、新車が全く納車されない、中古車市場が高騰している時期だったので、新車のバイクも買えないし、中古のバイクも軒並み値段が高かった。
そんな中、バイク屋に中古車を見に行っても、不人気車ですら割高でお世辞にも程度が良いとは言えるバイクはほぼなかった。
そして私はバイク屋での購入を諦め、個人売買という選択をしたのだ。
メル◯リ、ヤフ◯ク、に目を通しても、自分が欲しいと思うバイクには出会えなかった。
個人売買での購入を諦め掛けていたとある日、ジ◯ティーでついに程度が良さそうで、欲しいと思えるバイクを見つけたのだ‼︎
予算を決めよう
私は、当初予算を50万円以内で、リッターバイクを狙っていた。
年式や走行距離さえ気にしなければ、上記の予算で十分買えると思っていた。
しかし、現実はそんなに甘くなく、状態が良さそうなバイクは、年式が古くても、走行距離が多くても、高いプライスが掲げられていたのだ。
ちなみに私が購入したバイクは、結局83万円となった。
なぜ❓
答えは、他に程度の良い安いバイクを見つけられなかったことと、早くバイクが欲しいという欲望に負けたからである。
あとは、すぐに引き取りに行ける同じ市内からの出品であり、出品者の人柄が良かったので買ってしまった。
予算はある程度決めてても、良いと思える個体があれば買った方がお得⁉️なのかもしれない。
現車確認は必ずすべし
個人売買においては、必ず現車確認をすべきだろう。
部品取りや一桁代で売られているバイクは別として、そこそこ値段のするバイクは極力失敗を避けるためにも、一度は現物を見るべきだ。
そして、出品者が個人の場合、バイクの扱い方や保管状況、オーナーの人柄で概ねバイクの状態もわかると思っている。
オーナーの方と話をしてみて、今後、名義変更や金銭、車両のトラブルで揉めそうと少しでも思ったら即座に取引を中止すべきだろう。
現車確認時のポイント
では、実際に購入したいと思うバイクを見つけられた時に現車確認をする際のバイクの見るべきポイントは次のとおり
・ 車両の保管状況
・ 車両の錆
・ 消耗品の交換状況(フォークシール・タイヤ・ブレーキ・チェーン等)
・ エンジンの掛かり具合、音
・ バイク整備歴に関して質問して際、出品者から明確に答えが返ってくる
・ 車検証の記載内容の確認(エンジン載替えがないか、車台番号等が一致しているか等)
といった点をポイントとしてみるべきだろう。
妥協は必要
個人売買で素人が出品している場合、車両の整備状態や程度についてはある程度妥協が必要である。
そもそも、出品者が把握していない不具合が潜んでいるかもしれない。
細かい不具合は大目に見ることも大切である。
例えば、消耗品の交換で済むものなどは、こちらが、負担するくらいで良いだろう。
エンジンやミッションの不具合、事故車などの大きな問題でない限り意外となんとかなる‼︎
結局いくら掛かったの?
結論から言うと整備費用については、部品代だけで約6万円掛かった。
その内訳については、
・ ブレーキパッドの前後交換(パッド残量がほぼなかった)
・ フロントフォークシール・オイルの交換
・ クーラントの交換
・ オイル交換(エレメント交換)
・ エアクリーナー交換
・ プラグ交換(4本)
・ チェーンのテンション張り
が、ざっと必要でした。
ちなみに部品などはサードパーティの極力安い部品をネット通販で購入し、交換作業は自分で全て行った。
もし、上記の整備をバイク屋さんに依頼したら、恐らく部品代+工賃を考えると10万円近く掛かっただろう。
個人売買の場合、最低でも上記の整備費用は見ておくべきだろう。
車両の相場を把握
結局、バイクを購入して安心して乗れるようになるまで掛かった金額は、車両本体プラス部品代等で
90万円を超えた。
個人売買では決して安くない金額、むしろ高い方だと思う。
では、何故購入したのか?先ほどお伝えしたとおり、オーナーの方が良い人だったのは言うまでもないが、当時の中古車相場よりも安かったのである。
私が買ったのは2005年式・CB1300SFなのだが、同じ年式の車両を中古車サイトで見ても大体100万円越えをしていた。
さらに、オーナーはバイク数台を保有するバイク好きの方で、バイクはガレージ保管で年式の割に綺麗すぎる個体だったのだ。
しかも、カスタムパーツてんこ盛りで、整備マニュアルや純正パーツ、カスタムパーツの予備など、大量におまけをつけてくれたのである(総額40万円超‼︎)
なので、仮にメンテナンスにお金が掛かっても相場より安く買えるし、元は取れるという自信があったのだ。
失敗点
良いことばかりを書いてきたのだが、失敗点もある。
実は現車確認時は日の落ちた時間帯の薄暗い中で行ったことから、ブレーキ等、消耗品の減りを発見できずに購入を決めてしまったのだ。
もし、現車確認中に気付くことができたなら、多少の価格交渉は可能であったと思う。
また、私は程度の良いバイクを目にした際、完全に舞い上がっていて即決してしまったのは紛れもない事実であり、冷静になって少し考えることも必要だったと今になって反省している‥
最後に
個人売買はリスクは高いが、自分が欲しいと思ったバイクを程度良く、安く買える可能性がある。
また、バイクが手に入る意外にも出品者と気が合えば、友人になる可能性もある。
実は、私もバイクを購入させてもらった出品者の方との交流は続いており、今も時々会いに行っている。
近いうちに一緒にツーリングに行く約束もしているので、個人売買にはリスクもあるが、こんな出会いもある。
もし、欲しいバイクがあり、整備費用を負担したり、多少のリスクを負う覚悟があるのなら個人売買を活用してみるのも一つの手だと思います。(全て自己責任ですが)
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