今回は以前、個人売買で手にれたバンバンの話です。
これから個人売買などで古いバイクを購入される方は注意が必要です。
部品が出ない
以前、ブログでも紹介しましたが個人売買でバンバン50を購入しました。
もちろん安く買いたかったので不動車です。
部品が欲しい場合、基本的にはバイク屋さんにバイクの車台番号を伝えるとパソコンで部品の供給があるかどうか調べてくれるのですが、古いバイク、特に不人気だったり中途半端に古いと出てこないのです。
また、メーカーによっても古いバイクの部品供給が早めにストップしてしまうところもあるみたいです。
バイク屋さんいわく、日本で一番売れているバイクメーカーが意外と早く部品供給を終了するとかしないとか…
同じバイクを長く乗りたい人にとってはメーカー選びも大事なのかもしれません。
バンバン50も
私が今回購入したバンバン50も御多分に洩れず部品が出てきません。
例を挙げればキャブレターのフロートです。
実は今一番この部品が欲しいのですが、メーカー廃盤、ネットを調べても互換性のある部品などの情報もほとんど出てきません。
キャブレターなどの一部の部品は出てくるのですが、肝心な部品がないのです。
もちろん上記のようなことは古いバイクや車に乗っている方にとってはあるあるな話なのですが。
人気車種は違う
古いバイクでも人気車種であれば事情は違います。
特に同じ50ccクラスの同ジャンルのバイクでいけば、ホンダ・モンキー、ダックス、に関してはメーカー部品が廃盤になっても社外部品が豊富なので、維持、整備はそこまで困難ではないのです。
しかも、中華モンキーなどと呼ばれるほぼ同じ作りの模倣バイク(オマージュ?)が出回っていることもあり、様々なカスタムを施したり、エンジンを流用したりなどお金と手間さえ掛ければなんとでもなるのです。
しかし、説明不要かと思いますが、この人気車種にあっては中古車価格が高騰しており、とても気軽に買えるバイクではなくなってしまってます。
個人売買で流通している古いバイクは…
個人売買で流通している古いバイク、特に不動車は一見安いように見えるかもしれませんが、実はオーナーが手に負えなくなったり、部品が入手できなくて泣く泣く手放すという現実があるのです。
一見すると破格の値段で出てたり、中古バイク相場よりも安く出てるのでお買い得感はあるのですが、
安易に手を出すと一気に整備の底無し沼にハマる危険性があるのです。
整備だけなら良いのですが、お金も一緒に沼に吸い込まれていきます。
調子が良いなら分解しないという選択
古いバイクや車の場合、壊れたり、不具合が出ていなければ無理に分解したりしないほうが良いでしょう。
もちろんこれは素人レベルの話です。
プロの方などは部品を在庫していたり、流用部品等に関する知識が当然高いのでなんとかなる場合もあると思うのですが、素人DIY整備などではハードルが高ったりします。
分解しなきゃ交換しなくても良かった部品が、分解したことにより交換を迫られることもあるのです。
なので、整備のために分解する際は、部品の入手の可否について事前に調査しておく必要があるのです。
部品取りバイクから
今回は同時に部品取りのバイクも一緒に購入しているので、入手困難な部品については、部品取りのバイクから調達しようと考えています。
しかし、この部品取りのバイクに関しても正直なところ、部品がきちんと使用できるかどうかは分解してみるまでわからないのです。
なので、古いバイクの修理は底なし沼にハマる危険性が高いのです。
最後に
散々、こき下ろしてきた個人売買の古いバイクですが、悪いことばかりではありません。
DIYのスキルが上がったり、流用部品を探すのが楽しかったり、ホームセンターなどで売っている汎用部品が使えることを発見できたりと、自分の手でバイクを直しているという実感を強く感じることもできるのです。
しかも、現代では手に入らないモデルなどを手に入れて自分の手で直していくので愛着も湧きます。
多少のリスクはありますが、自分で整備したり、部品探しで苦労してもめげ無い気持ちがあれば楽しめるでしょう。
今回の内容が少しでも個人売買でバイクを購入しようとしている方の参考になれば幸いです。
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