大切な愛車を壊さないために

バイク

バイカーの方は愛車を大事にされている人が多い気がします。
もちろん趣味で乗っている方がほとんどだと思うので当然かもしれません。
しかし、意外と見落としがちなポイントを書いていきたいと思います。

見落としがちな箇所

自慢の愛車をピカピカにされている方でも意外と見落としがちなポイント、実は

チェーン

です。

もちろん、きちんと磨いてるしグリスアップもきちんとしている‼︎という方がほとんどでしょうが、チェーンを交換したことありますか?

意外と何万キロも交換してない、中古で買ったから交換履歴がわからないという方が多いのも事実です。

※ きちんと交換されている方はスルーしてください。

実は伸びるんです。

そう、チェーンは使用してると徐々に伸びてくるのです。
もちろん、ゴムのようにビョーンとは伸びません。

少しずつ地味に伸びているのです。
だから厄介なのです。

実は、整備マニュアルなどには適正なチェーンの張りやスプロケットやチェーンの交換時期が明記されています。

バイクの車種や車格によって異なりますので一度確認してみてください。

ディーラーで車検や整備をされている方は、お店の方から「そろそろ交換時期です。」と言われたことがある人が多いのではないでしょうか?

確認してみると

チェーンカバーやリアアーム付近を見てみてください。
ほとんどのバイクがここに適正なチェーンの張りが記載されている場合が多いのです(剥がれていたり、ないものもあります)

そして、リアのアクスルシャフトには張りを調整する箇所があり、そこには

緑色 黄色 赤色

などで交換時期を知らせるステッカーや刻印がされているはずです。

チェーンの張りを調整したときにアクスルシャフトの位置が赤色のところにあると交換時期ということになります。


キレるとどうなるの?

最悪、エンジンが壊れます。

またエンジンが壊れるだけなら良いのですが、脚を怪我する恐れもあるのです。

私、実は実際に大型バイクのチェーンが切れる瞬間を目撃したことがあるのですが、「バン」と、もの凄い音がします。

その時はバイクに乗っていた人に怪我は無かったのですが、切れたチェーンがエンジンブロックを叩いてしまい、エンジンブロックが割れてエンジンオイルが地面一面に広がっている光景を目の当たりにしてます。

もちろん、そうなるとエンジンは使えません。

幸い、切れたチェーンが脚に当たらなかったのが不幸中の幸いで、もし、脚にチェーンが当たっていたらと思うとゾッとします。
本当にチェーンカバーの大切さを実感することができました。

定期的な確認を

チェーンの錆は簡単に見つけることができますが、チェーンのたるみは中々気づかずに乗っている方が多いです。

バイクで走行中、

シャリシャリ」や「キュルキュル

など、チェーンから異音がする際には要注意です。


最後に

関東圏ではこれから梅雨を迎えると思いますが、梅雨は人間の生活が不自由になるだけでなく、バイクにも悪影響を及ぼします。

雨で濡れたり、湿気の多い時期こそチェーンの点検をしてみて下さい。
自分のバイクは大丈夫だと思っていても意外と汚れていたりします。

今回の記事がバイクのメンテナンスの参考になれば幸いです。


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